日本でプロサッカーコーチをやってみた

サッカーコーチという「仕事」に興味のある人に向けて、8年間サッカーコーチを職業としてきた人間の情報を発信していきます

コーチという仕事

サッカー協会の言う『japan's way』とは何か?

前回はオリンピック代表から見た、プレーモデルの話をしました。JFA公認ライセンスを取得された方は、知っているでしょう。JAPAN'S WAY一体、何を目指しているのか、明確に理解して、落とし込めてる人は果たして日本に何人いるのでしょうか?そして、それを…

サッカーを見やすくする

ピリオダイゼーションから、プレーモデル、戦術、原理原則の話になってきています。戦術、というのは、関わる人数で、区分すると、チーム戦術6-11人グループ戦術2-5人個人戦術1人と区分されます。ちなみに、この人数の定義は僕です(笑)あ、ここから先の話…

サッカーの戦術とセオリー

サッカーというスポーツの戦術と、セオリー、『原理原則』ってなんでしょうか。不思議なことに、サッカーC級では学びません(笑)いや、項目はあっても、内容は具体的ではなく、とても選手たちに落とし込めるようなものは学べません。また、『具体的に』戦術…

育成年代クラブをビジネスにする弊害

前回クラブのビジョン、コンセプトからhttp://japanfootball.hatenablog.com/entry/2016/01/22/104233前々回戦術的ピリオダイゼーションという理論、概念http://japanfootball.hatenablog.com/entry/2016/01/22/004453とピリオダイゼーションから、プレーモ…

クラブのビジョン・コンセプトから

前回http://japanfootball.hatenablog.com/entry/2016/01/22/004453戦術的ピリオダイゼーションについての話でした。戦術的ピリオダイゼーションについては、現場にたつ、コーチに必要とされる知識、理論であり、実践。根本的に、チームのプレーモデルという…

日本でサッカーコーチの勉強をするのは至難の技

前回、安易にサッカーコーチの募集に飛びついてはならない、と書きましたが、それでも、目指したい、という人はいるでしょう。例えばアルバイトで、コーチを経験した時、子供たちの笑顔や、成長していく姿を見てしまい、その時の特別な感情を経験してしまう…

使い捨てのサッカーコーチにならないために

前回に引き続き、サッカークラブの今後に必要なアクションについて。今後の必要なアクションとしてあげたのは、2点・会費の増額・他の収益を確保そのうち、会費の増額、のためには、活動内容に付加価値をつける、という方法が最も、手頃。この、「付加価値」…

育成年代メインサッカークラブの支出と今後必要なアクション

前回に引き続き、育成年代をメインとするサッカークラブの収益構造について。収入は・月会費収入・ユニフォームなど物販・合宿収入が主なもの。では、支出は、というと、・人件費・グラウンド等会場費・チーム、個人登録費、大会参加費がメインとなってきま…

育成年代メインサッカークラブの収益構造②

前回http://japanfootball.hatenablog.com/entry/2016/01/12/165320の続きです。前回の記事で、収益のメインは、月会費、と書きました。一人当たり会費×スタッフ1人で担当できる人数=スタッフ一人当たりの収益です。そこで、一定の限界がきます。スタッフ一…

育成年代メインサッカークラブの収益構造

前回はhttp://japanfootball.hatenablog.com/entry/2016/01/08/171146サッカーコーチの働き方のパターンを、7つ簡単に紹介しました。最後に、「基本的に給与は低い」と夢のない話を書きましたが、もちろん、十分な給与をもらってる人もいますね。ですが、特…

サッカーコーチとしての働き方例

サッカーコーチと一口に言っても、様々な働き方をしている人がいます。どんな形があるかというと、育成年代(幼児〜高校生)で考えると1一般企業に勤めながら、土日コーチ※職業コーチとは言えませんが。2フットサル場運営兼スクールコーチ3民間企業スクール…