サッカーコーチとしての働き方例
サッカーコーチと一口に言っても、様々な働き方をしている人がいます。
どんな形があるかというと、
育成年代(幼児〜高校生)で考えると
1
一般企業に勤めながら、土日コーチ
※職業コーチとは言えませんが。
2
フットサル場運営兼スクールコーチ
3
民間企業スクールコーチ
4
プロクラブのアカデミーコーチ
5
いわゆる街クラブスタッフ兼コーチ
6
学校の教員兼コーチ(学校の部活の指導)
7
各クラブ掛け持ちコーチ
大きく分けたらそんな所でしょうか。
1はそのまま。いわゆるボランティアコーチ、お父さんコーチと呼ばれる人が多いかと思います。中には、働きながら、しっかりとコーチとしての報酬も得ている人もいるのでしょうか。
2はフットサル場の経営と自前のスクール運営というのはセットだったりしますから、この形は、非常に多いです。
フットサル場自体の経営の将来への閉塞感という話題は、詳しくはないので、他の方に譲ります。
3
特定の会場を自前で持たず、ジプシーの様にしながら会場をレンタルでスクール運営している団体もあります。Jリーグの運営するスクールもここに分類しておきます。母体が塾のところが参入してきていたり、様々です。
一番、カオスになっています。
4
花形とも言える形でしょうか。
ですが、年々引退するJリーガーは増え続け、ここになだれ込んで来ている流れもあり、本当に狭き門です。一般の求人は滅多に見かけません。
5
僕はここです。
街クラブで、専任スタッフを増やしている団体も増えてきていますが、大抵最低限の人員で回してます。街クラブの中で、「チーム」の運営と「スクール」と両方やっているところも多くあります。
6
昔ながらの形です。一番安定しています。問題視されるところもありますが、何より、「学校体育」であることから、スポーツとして捉えることからすれば、異質なものになりやすいのは事実です。
7
まさしく、プロコーチと呼べるでしょう。フリーのコーチです。
専門性が強かったり、特別な力を持った人が行っています。
フィジカルコーチや、ゴールキーパーコーチなどが、近年需要の増加とともに、増えているように思います。
プロクラブのトップチームコーチ、監督、と幅を広げていくと、また違った見え方になってきますし、プロクラブと、トップ年代を興行スポーツとして動かせていないクラブとで、比較すると、収益構造に明確な差があることから、それぞれは別な話になりますが、
ひとまず言えるのは、
「多様な形がある」
ということと、
「しかしながら、決して、『サッカーコーチ』としての給与は、高くはない」
ということです。
なぜなのかは、具体的に収益構造を考えていくと見えてくるのですが、それはまた次回に。